エコスタイル(大阪市)は8月25日、用地収集体制を強化するとともに、地域と共生した太陽光発電所の開発の推進に向けて、全国8営業所を開設したと発表した。
今回開設した営業所は、福島県郡山市の「郡山営業所」(開設日:8月2日)、水戸市の「水戸営業所」(8月10日)、宇都宮市の「宇都宮営業所」(8月22日)、群馬県高崎市の「高崎営業所」(7月22日)、津市の「津営業所」(7月19日)、兵庫県加古川市の「加古川営業所」(8月25日)、山口市の「山口営業所」(7月12日)、徳島市の「徳島営業所」(7月22日)。
同社は、低圧事業用など比較的小規模の太陽光発電所を手掛け、用地の収集・開発からEPC(設計・調達・施工)・O&M(運営・保守)サービス、電力供給をワンストップで提供している。オフサイト型PPAモデルや自己託送制度など固定価格買取制度(FIT)を利用しないスキームでの案件開発に積極的に取り組み、大阪ガスや東京ガス、関西電力など大手エネルギー会社と非FIT太陽光の新規開発で連携している。
今回、公表した8営業所の新設は、こうした旺盛な非FIT太陽光案件のニーズに対応したものと見られる。これにより新営業所を含めて全国に26拠点を構え、全国エリアをカバーする体制を構築している。
2022年7月時点における太陽光発電の開発施工実績は、1万4540件795.9MWになる。内訳は、北海道電力エリアが58.9MW、東北電力エリアが104.9MW、東京電力エリアが211.2MW、北陸電力エリアが4.6MW、中部電力エリアが124.5MW、関西電力エリアが64.9MW、中国電力エリアが81.7MW、四国電力エリアが34.0MW、九州電力エリアが110.9MW。