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実行者たち

この挑戦が、より良い人生を創る。

様々な人生を創る、
未来へ向けた日々の挑戦がここにあります。

STORY#02

困っている誰か。悩んでいる誰かの、力になる。
それが、私の介在価値であり、原動力のすべて。

「近隣の声と息子の意見の板挟みで、自分だけではどうしても動けなかった。
申し訳なさでずっと悩んでいたけど、山地さんが来て話を聞いて動いてくれたおかげで、
また安心して暮らせるようになったよ。ほんとにありがとう」

入社2か月目、ある地主様(80代女性・S様)が涙ぐみながらかけてくださった言葉です。この言葉をいただいてから、私は土地仕入営業という仕事にのめり込むようになりました。

学生時代から友人の相談に乗ったりサポートをしたり仲裁をしたり、自分が介在することで誰かの役に立つことになんとなくのやりがいは感じていました。ただそれを仕事にするということは考えておらず、大学卒業後はアルバイトで勤めていたリユースショップに就職。数年は働いたものの、組織の大きさ故、実績を上げてもなかなかキャリアアップできないことにもどかしさを感じていました。そのときに出会ったのがエコスタイルです。中規模企業でありながら、同年代の社員が若くして役職に就き、生き生きと働いている姿に惹かれ、転職を決めました。

入社後は太陽光発電システム設置を目的とした土地の仕入営業に従事。土地売却募集のDMをお送りした地主様宅を訪問し、商談するといった営業スタイルです。さっそく狙いを定めたエリアで営業活動を開始。そこで出会ったのがS様です。最初は「土地売却は考えていません」とのご反応で一旦は引き上げたものの、何かしらのお悩みをお持ちなのではないかという思いが頭から離れませんでした。まずは自分を信用していただこうと何度かS様宅を訪問し、話をするうちに徐々に心を開いていただけるように。見えてきたのは、家業である農業を息子さん(50代)に継いでもらいたいがお仕事を理由に断られているということ。土地の境界部分だけでも草刈りをしてほしいと近隣から声がかかっているが高齢故に手をつけられず悩んでいるということ。そこで私は息子さんも入れて話をしましょうと提案。その話し合いの場でわかったのは「農業を継ぎたい気持ちはあるが、土地が広大であること、本業もあることを考えると、現実的には難しい」という息子さんの思いでした。そこで私は提案をしました。「土地のすべてを使うとなると難しいと思います。家から離れた土地の一部を買い取らせていただくので、手前の土地を使って少しずつ農業を始めていただくのはいかがですか」。息子さんの心が少しずつ動き始めたことを感じ、思いを伝え続けたところ「ではお願いします」とのお返事がありました。結局土地の条件が基準に合わず買取りこそ叶わなかったものの、後日S様にお会いした際、先日の話を機に息子さんが実際に農業を始められたことを聞き、同時に冒頭の言葉をかけてくださったのです。

「どうすれば地主様のお悩みを解決できるか」。これが今も私を突き動かす原動力になっています。発電所建設は近隣から反対のお声をいただくこともあります。その対応の際も私の脳裏にはいつも「信頼してくださった地主様のために」があります。その一心で営業活動に邁進した結果、全社トップの実績をあげることができました。役職に就いた今も思いは変わりません。部下や後輩にもこの仕事の醍醐味を味わってもらいたいと現在、奮闘中です。

Profile

山地 百羅

Yura Yamaji

土地仕入営業(オフサイト営業部 岡山営業所)主任
2024年4月入社

若いうちからキャリアップできる会社で働きたいという思いでエコスタイルに入社。入社時から個人目標達成を継続し、実績で全社1位を獲得。入社丸1年で昇格し、役職就任。現在はマネジメントを通して、営業所の成長と発展を牽引している。

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